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化合物がある一定温度(融点)において、固体から液体、液体から固体へと相変化する時に必要なエネルギーとして、大量の熱を蓄熱(蓄冷)、放熱(放冷)します。この熱を潜熱といい、このような性質を保つ物質を潜熱蓄熱材(PCM)といいます。これに対して、ある一定温度(融点)以外の温度範囲で物質にエネルギーを加え、物質の温度を上昇させ、蓄熱をおこなった熱を顕熱といいます。このエネルギーの大きさは先の潜熱のものにくらべはるかに小さく、潜熱蓄熱を利用するほうが非常に有効です。
蓄熱カプセルは、板状の特殊ポリエチレン容器の中にPCMを充填し、独自の技術で密封したものです。ヤノ技研のエネバンク蓄熱カプセルは、空気で効率よく熱交換してスムーズに蓄熱/放熱する高効率のコンパクト設計です。
冷熱・温熱を蓄えておける素材のことです。
身近な例としては、貯湯式給湯器・製氷・保冷剤によるクーラーボックスの保冷などが挙げられます。熱を蓄えるために使用される媒体は、蓄熱槽の水(氷)・潜熱蓄熱材・地中・建物の躯体など様々です。