潜熱蓄熱材−PCM

潜熱蓄熱材(PCM)は、固相と液相間の相変化(氷が融けて水に、また水が凍って氷になる
こと)の過程で生じる、 熱の吸収または熱の放出を利用して熱エネルギーを蓄える物質です。
下図は、塩化カルシウムを主成分とする18℃PCMの場合のイメージ図です。

   

 

18℃ PCMの特性

 PCMの相変化温度は18℃で、少ない蓄熱材で大きい熱量を蓄えることができ、蓄熱槽が
小さくなります。

 潜熱と顕熱の蓄熱能力の比較

      

 

 18℃ PCMの放熱性能

      

 

 18℃ PCMの物性値

相変化温度(℃)
    18
潜熱量(KJ/Kg)
   172
密度(Kg/) 液体   1570
固体   1760
比熱(KJ/Kg/K) 液体   2.01
固体   1.54
熱伝導率(W/m/K) 液体   0.60
固体   1.05

 

潜熱蓄熱式ダクト空調システムの操作


制御概要

このシステムの制御は、次の2つです。



制御機器

本システムは、次の3つの制御盤によってコントロールします。
   制御盤
   操作盤
   ルームサーモ

 

制御盤

1つの蓄熱装置に1つの制御盤があります。

蓄熱装置の近くにあり、通常はユーザーが触ることはありません。

 

操作盤

 

1つの蓄熱装置に1つの操作盤があります。

1階か2階の見える所(ダイニング等)の壁
に設置し、夏冬の冷暖房切替や運転方法の
設定をします。

通常は、初期設定以外には夏・冬の冷暖房
切替時の年2回の操作のみになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



ルームサーモ

 

各部屋にあり、部屋ごとの室温・風量
の設定をします。

『おはよう・おやすみタイマー』 の機能も
あります。