製品概要

ご提供できる製品は、大別して以下の2種類です。

潜熱蓄熱材 潜熱蓄熱材(PCM)をプラスティック容器に封入したもの
            PCMカプセル
現在、2種類のサイズ(Lサイズ、Sサイズ)を用意しています。
応用システム PCMカプセルを応用したシステムの開発および導入。
現時点で開発済みのシステムは、潜熱蓄熱式ダクト空調システムです。


 

潜熱蓄熱材(PCM)


PCMカプセルを使用する場合は、30枚ほど重ねて一纏めにしてPCMブロックとし、
そのPCMブロックを積み重ねて蓄熱装置とします。

PCMカプセル

PCMカプセルには2種類のサイズがあります。

  L サイズ S サイズ
サイズ 縦 : 280o、 横 : 130o、 厚さ : 9o 縦 : 170o、 横 : 130o、 厚さ : 9o
形状
実物写真




PCMブロック


LサイズのPCMカプセルの例です。

      《PCMブロック形状》            《PCMブロック実物写真








蓄熱装置

LサイズのPCMカプセル(ブロック)の蓄熱装置イメージです。
PCMブロックを数個積み重ねて断熱材で覆っています。

   

 


 

潜熱蓄熱式ダクト空調システム


潜熱蓄熱式ダクト空調システムは、潜熱蓄熱材を用いて暖房の熱エネルギーや冷房の
冷熱を蓄える、蓄熱装置を備えた空調システムです。

蓄熱は電力料金の安い深夜電力を利用しておこない、必要な時に蓄熱装置から熱を取り
出して空調します。
深夜電力以外にも、単相200V電力や3相200V電力が利用できます。

熱蓄熱材(PCM)をプラスティック容器に封入してPCMカプセルとし、複数のPCMカプセル
を積み重ねて蓄熱装置としてエアコンに繋げ、ダクトを通じて各部屋に空気を送ります。

エアコンの発生熱量と部屋の冷暖房に必要な熱量の過不足を蓄える機能により、1台の
エアコンで一部屋から全館まで空調が可能です。

 

      《システム概念図》              《システム施工概要図

  




潜熱蓄熱式ダクト空調システムの特徴

 

 

導入メリット

潜熱蓄熱式ダクト空調システムをお家に設置するだけで住宅全館の熱空気質のバリア
フリー化を実現でき、健康・環境に良い住居を手に入れることができます。

 




 

 

他空調システムとの比較


空調システムには、よく知られているものに、従来型(非蓄熱)空調と氷蓄熱空調があります。
潜熱蓄熱式ダクト空調システムは、いわば空気蓄熱システムです。

  従来型空調 氷蓄熱空調 潜熱蓄熱式ダクト空調
使用電力 夜間電力比率は0%
蓄熱しない。
夜間電力比率は20%
蓄熱する。
夜間電力比率は50〜60%
蓄熱する。
スペース 蓄熱槽:不要
室外機:各部屋に必要
室内機:各部屋に必要
蓄熱槽:必要
水漏れを考慮して屋外か地下室に設置。
ポンプ配管:必要。
室外機:無い
室内機
無いが各部屋にファンや熱交換器が要
蓄熱槽:必要
屋根裏、階段下、床下等の空いている場所に設置可能。
室外機:無い
室内機:無い(美観が保たれる)
利便性
随時空調可能。
有るとはいえない
夜間の蓄熱時には空調は困難。

夜間の蓄熱時でも24時間空調可能。
汎用ヒートポンプの使用 可能
専用機不要で低コストで実現できる。
不可
専用機要で高コストになる。
可能
専用機不要で低コストで実現できる。
メンテナンス 容易
各部屋の室内・外機のメンテが必要。
煩雑
水(不凍液)の管理が必要。
容易
漏水の心配が無い。
室内外機1セットでメンテが容易。
汎用性 無い
必要な負荷にあわせて装置を設定する。
有る
必要な負荷にあわせて装置を設定する。
有る
必要な負荷にあわせて蓄熱ユニット数を設定する。
健康性 家の中で温度・湿度にむらがある。 家の中で温度・湿度にむらがある。 全館で温度・湿度にむらがない。
経済性  (*)
(イニシャル)
各室空調
床暖房2ヶ所
計200万円
24時間全館冷暖房
床暖房2ヶ所
計300万円
24時間全館冷暖房
(床暖房不要)
計240万円
経済性  (*)
(ランニング推定)
年間15〜20万円 年間10〜18万円 年間9〜11万円
環境
(CO2削減)
削減なし
昼間電力使用のため。
削減少ない
夜間電力使用率が20%。
削減多い
夜間電力使用率が50%。
冷房の
成績係数
低い
高温の昼間に空調するため、冷房の成績係数は低い。
低い
氷を作るために空調に必要な18℃レベルより大幅に低い0℃以下に冷やすため、冷房の成績係数が低下する。
高い
冷房に最適な18℃で蓄熱するので、成績係数が優れている。
装置の
取扱い
簡単
従来通り。
煩雑
氷を作る装置の扱い、水の管理(漏水等)が大変。
簡単
カプセルブロックを設置した後は、通常のエアコンが利用できるので取扱いが非常に簡便。
総合評価
       (*) 床面積132uで全熱交換換気、空気清浄化、除湿の機能が前提